【大阪市東住吉区】なぜ田辺の地に住吉大社の神馬塚(しんめづか)があるの? とてもほのぼのとした昔話でした。
JR阪和線南田辺と美章園の線路に沿った道の角に『神馬塚(しんめづか)』があります。神馬塚とは住吉大社に奉仕する歴代の神馬(しんめ)のお墓なのだそうです。どうして? 田辺に住吉大社の神馬(しんめ)のお墓があるのかな? 現地の説明の看板には古来よりこの地は住吉大社の御牧場と記されています。
私が今回ご紹介したいのが、ご縁がありお知り合いになった地域の歴史に詳しい吉村直樹先生に教えていただいたお話です。
☆なぜこの地が御牧場になったのかの言い伝えです。一説の言い伝えによると神功皇后(しんぐうこうごう)が朝鮮半島から素晴らしい白馬を持ち帰り住吉大社で飼育していたのですが、その白馬が行方不明になりました。探したところ白馬は田辺の地で休んでいたそうです。そこから「馬はこの田辺の地を好んでいるようだ」と住吉大社の神馬の飼育を田辺村に任され、田辺や山坂の地は住吉大社の御牧場と定められたそうです。
説明板では朝夕に田辺と住吉大社を神馬を牽(ひ)き連れ往復したとあり、神馬(しんめ)を見ると年中風邪を祓(はら)い患(わずらい)が無いといわれると書いてありました。現在は神馬塚(しんめづか)に隣接する↓「うどん屋風一夜薬」さんが神馬塚(しんめづか)のお掃除などをれているそうです。ありがとうございます。南田辺にはこんな素敵な場所があるので興味のある方はぜひ、行ってみてはいかがでしょう。
風邪に昔から「うどん屋風一夜薬」さん こちらは改めて紹介させていただきます。
ご期待ください^^
『神馬塚(しんめづか)』はコチラ↓