【大阪市住吉区・東住吉区】近鉄南大阪線に初トイレ付き通勤車両“6A系”登場──2026年5月運行開始へ
近畿日本鉄道は、2026年5月から南大阪線・長野線・御所線・吉野線で、新型一般車両「6A系」を2026年5月から導入すると発表しました。6A系は、奈良線系統で先行投入されている8A系と同様に、近鉄のイメージカラーである赤と白のツートンカラーを採用。快適性と利便性を同時に向上させる設備が多数盛り込まれています 。
最大の注目点は、南大阪線系統の一般車両として初めて多目的トイレを設置することです。1両あたりバリアフリー対応のトイレが備えられることで、長距離移動者や車椅子利用者、子ども連れの乗客にも配慮した設計となっています 。
さらに、6A系では以下の機能も導入されます
・ベビーカーや大型荷物に対応する「やさしば」スペース
・ロングシートとクロスシートを切り替え可能な「L/Cシート」
・乗客が個別に開閉できるドアスイッチ
・防犯カメラ(1両あたり4台)
・非常通話装置(1両あたり2台)
・扉上設置の液晶ディスプレイ
2026年度には4両編成3本(計12両)が南大阪線系統へ投入され、続いて2027年度には同2本(計8両)が追加される予定です 。
この新型6A系により、南大阪線を利用する通勤・通学客はもちろん、観光路線としての利用者にも快適で安心できる乗車環境が整備されます。トイレ設置は、同路線で初の大きな設備向上となるだけでなく、よりバリアフリーで利用者目線の鉄道サービスへの一歩と言えるでしょう。今後の導入により、南大阪線の「新しい日常」が始まります。
ともあき様、このたびは情報提供をいただきありがとうございます。
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